メール
いうまでもなく最近は老若男女を問わずメールが盛ん。
電車の中で迷惑電話が気にならなくなったなぁ~と思ったら、皆一心不乱に携帯を見つめている。
私もいつしか、電話をかけるよりメールの方がずっと多くなってしまった。
なんだか気が楽で。
仕事がなくて家に閉じ篭った日々の続く私は、それでも気を遣っていたつもりだったんだけどなぁ…1週間に1回とか。だけど、それでもうざかったらしい。
働く人達の心情までわからなくなってしまったんだ、私って。
いや、本当はもっと別のところに理由があるとは思うけど…。
あなたがまめじゃないのではなくて、そういうことだと思ってるよ。
携帯メールって、受信がリアルタイムだから、返事を待つ、いや待てる時間も短くなってしまう。
いつからこんなに気が短くなってしまったのだろう?
メールなんか無かった頃は、手紙を1週間でも1ヶ月でも待つ事ができたのに。
そして待ってる間に自分の気持ちを確かめたり、切り替えたり。
心にゆとりをもって相手の言葉を眺める事ができたはず。
いつの間にかそんな余裕を失ってしまってた。
でもやっぱり大切な人とは、できる限りメールよりも生の声を聴きたいものです。
遠く離れてなかなか会えないなら、なおさら…
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コメント
さみしさのつれづれに
手紙をしたためています あなたに
黒いインクがきれいでしょう
青い便箋が かなしいでしょう
・・・
井上陽水の名曲「心もよう」はメールなんかない古い時代の歌ではあるけれど携帯TV電話で顔が見える時代でも変わらず通じるものがありますね。季節の中で埋もれてしまう・・。北国では春になると融けて雪の中から出てくるんですけどね(^_^;)。
投稿: 惑 | 2004.02.16 01:13
惑さん、いつも心ニクイコメントをありがとうございます。
陽水、歌詞だけで充分泣ける。今改めて読んでみると、谷川俊太郎も真っ青の詩人ですね。
「氷の世界」「心もよう」「白い一日」「少年時代」いずれ劣らぬ名詩揃いです。
しかし、「黒いインク…」「青い便箋…」だんだん使われなくなっていきますね。
あと10年経ったら、この詩の意味を理解できない人達ばかりになるのでしょうか?
私が知る限りで、歌にメールが初登場したのは松任谷由実の歌。
「…マウス叩いて…」
叩いてって?????
投稿: まりあ | 2004.02.16 19:59