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ものしりになるために


beni.bmp紅山雪夫/ヨーロッパものしり紀行《神話・キリスト教》編

今日は朝から会社で勉強会でした。
突然「事前にこれ読んでね」と知らされた本がこれ。昨夜は2時までかかってようやく読み終わりました。(私読むの遅いのよ(^_^;))

私達派遣添乗員の場合、海外添乗というとヨーロッパが断然多い。諸般の事情で(話すと長くなるのでまたの機会に)添乗員がガイディングしたり、現地ガイドさんの通訳をしなくちゃいけないことが多いのです。初めて訪れる国があっても知ったふりしなくてはならないので、当然事前勉強や、さとひろさんにはバレてしまったのですが、アンチョコが必要になります。

特に手強いのがキリスト教。
美術・建築・歴史・当然宗教、祝祭日からもろもろのイベント、生活習慣まで、ありとあらゆる所にキリスト教が姿を変え形を変えてはびこって、いや関係しているため、各々をキリスト教と関連付けて理解し、お客様にわかるように説明できないといけない。
とはいうものの、自分は当然仏教(仏教のなんたるかも知らないが)、日本自体が信仰心というもの殆どないので、どうしても馴染めない。いや例えキリスト教信者であっても、奥へ入れば入るほどわからないことだらけだというから、無神論者には到底太刀打ちできないのはあきらかです。
一応これまでにカトリックの総本山イタリアには60回ほど行きましたが、まだまだわからなくてドキドキ緊張することばかりです。
しかも国によって宗教が異なり、宗教との関わりも異なり、争いがあれば各々の立場から背景をとらえないといけません。例えばスペインはキリスト教にイスラム教が加わるしね。

というわけで、今日はユダヤ教、キリスト教(カトリック、オーソドックス、プロテスタント)、イスラム教のお勉強をしてきました。今迄ゆるんでいた脳みそを動かすのは大変です(笑)。

知ってる?
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は大元では繋がってるんだよ。神様は同じなんだよ。
なのにこれまでずっと、そしておそらく未来永劫、争いは絶えることはないでしょうね。
日本人には到底理解できないでしょう。理解していれば、安易にアメリカに同調して自衛隊派遣なんてできるわけがない。いや、自分は派遣そのものを反対しているわけではないんだけど。
結局人間って、いつまでたっても成長しないんだね。

で、上にご紹介した紅山雪夫さんの本、実は紅山さんの著書シリーズは別名「添乗員のバイブル」と呼ばれて、ヨーロッパ添乗をする時は誰でも必ず一読するわけで…なんていうとネタバレで、お客様方がこれをお読みになってご参加なさると、添乗員は何も言えなくなってしまうので、皆様には「読んで」とは口が裂けても言えません(笑)。
でも何度読んでもチンプンカンプンの聖書(自分はキリスト教の中学・高校だったにもかかわらず)が、これを読むと少しはわかった気になる、少しはお客様に説明できるようにはなるので、ありがたい本です。

でもね紅山さん、多分添乗員がバイブルとしているのはご存知だと思うのだけど、ご自身もツアー旅行の講師をなさっているのに、「ツアーではここは行かないけど、ワシは行った」とか、「ツアーではこんなことは教えてくれない」なんて、自称旅行作家を気取る人と同じセリフは書かないでほしいなぁ…、それから嘘もちょこっと発見!
そんな面白さをも発見した勉強会でありました!

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コメント

海外は全く疎いのですが、絵は好きでいつか本物をと思っていますが、ラファエロやミケランジェロの名作なんかでもキリスト教を題材にしたものが多くてあぁあのシーンとキリスト教信者には有名な題材の絵画やステンドグラスも、「受胎告知」「最後の晩餐」などそこから説明するのではガイドも大変ですね。でも、マリアだけにキリストについては何もしなくても体(頭)の中に入っているのかと思っていたんですけどね?なぁんて(^_^;)

投稿: | 2004.02.19 23:28

これは参考になるなぁ。添乗員イジリには必携の本なんですね(笑)。某旅行会社のイタリア支店に友人がいるので、ソイツと会うまえに読んどきます。ということで、明日のアマゾン・アソシエイトのチェックをお楽しみに!

なぜか忍者本も一緒に買われてたらそれも私です(^_^;)。毎年国内もいろいろ行ってるんですけど、今年は伊賀の里を目指す予定なので。

投稿: ポップンポール | 2004.02.20 08:17

添乗員さんて、ほんとお勉強が大変ですよね。
安いツアーだと(いつもだけど)、規則で現地ガイドさんは乗るけれど、実際には添乗員さんがずっと説明していたりする。
ギリシャの時は、ずーっと添乗員さんが難しい神話のお話を一生懸命にしてくれたのに、ほとんどみんな寝ていて可哀想でした。(僕は絶対バスの中で眠らない人)

そういえば、今日こんなココログ見ました。

いずこも同じですね。(^_^)

投稿: | 2004.02.20 10:29

惑さん、どうもです!
当時は教会で聖書のシーンを描くために画家や彫刻家がいたので、画家の描く絵は皆宗教画だったんですね。ラファエロ・ミケランジェロの時代になってようやく「俺の肖像画を描け」という商人(メディチ家)が現れたので、絵画も随分変わりました。
「最後の晩餐」もダ・ビンチが有名ですが、実際は殆どのカトリック教会に各々同じレイアウトの絵があります。
信者はこのシーンを見て「最後の晩餐」と理解しストーリーを語ります。「キリストの周りにいる聖人の内、ユダはどれだ?」とかね。
「受胎告知」も同様で「告知している天使は誰だ?」とかね。
ハリウッド映画でも意外なシーンに新約・旧約聖書の場面が使われるのは有名ですよね。「E.T」とか「タイタニック」(…はギリシャ神話だったか!?)とか。

キーワードやキーポイントがわかると、あちこちの教会や絵画彫刻を見ても、初めてでも発見できる事が多くて楽しくなります。

しかし、実際マリア様は、私の前にはなかなか降りてきて下さらないです(^_^;)。


投稿: まりあ | 2004.02.20 20:11

ポップンさん、お買い上げ(?)ありがとうございます(笑)。
添乗員イジリじゃなくて、紅山本(ベニヤマボンと呼ぶ)イジリをお願いしますよー(笑)。
ちなみにイタリア行くならイタリアの古都と街道〈上・下巻〉Trajal booksがオススメです。もうすぐ絶版になるそうですので、お早めに!

伊賀の里といえば、数年前伊賀上野の某高校のスキー修学旅行の添乗をしました。ある晩生徒がドロンした(笑)。

投稿: まりあ | 2004.02.20 20:26

お名前存じませんが、コメントありがとうございます。
ほんと、お勉強は大変です(;_;)。
しかし、バスの中での説明は、ある意味「眠り薬」を期待してのものだったりします(笑)。バスの長旅、そりゃもう長いですからねぇ。「添乗員さんの声子守唄みたい」とはよく言われます(^_^;)。

「マーちゃんのお話」、私もメモさせて頂きました!
今度この手でいくか!?

投稿: まりあ | 2004.02.20 20:35

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