平山&田中
田中達が3得点に絡む活躍=サッカー五輪予選(時事通信)
昨夜のオリンピック予選U-23日本vsレバノンの試合は、久々に爆発4-0。これまでのもやもやが吹っ切れてスカッとした気分を味わった試合だった。
なかでも活躍したのが、田中達也クン。起爆剤の1点目をゲットし、4得点中3得点にからんだ。
FWは平山相太クンだけではないことを充分アピールできたのではないだろうか?
前半29分、後方からのクロスを平山が体をうまくひねって頭で落とすと、走り込んできた田中達が頭で方向を変え、そのまま頭で押し込み先制。4分後には、田中達が右深く走り込み、折り返しを鈴木が詰めて加点し、2-0で折り返した。
『たなぼた』のピーさんも書いているように、前半で交代させられた平山クンは1日に続いて不調という認識が多いようだが、実は田中クンの得点にもしっかり絡んでいる。
大会前から熱い注目を浴びてきた平山クンには、1日といい昨夜といいマークは厳しい。昨夜も3人が常にぴったりくっついていた。これでは高いヘッドという武器があっても生まれるチャンスは少ない。
平山クンと田中クンはメンバーの中でも仲が良いようだが、相手を自分に引きつけておいて、田中クンに渡すという連携プレーは、状況に応じてお互いうまく機能しているようである。
どうしても「自分が…」となりがちなFWだが、彼はかなり冷静に状況を見極めているね。
お正月の高校サッカー決勝、国見vs筑陽戦でもそういう戦法をとっていたのを思い出した。
ここ1ヶ月、平山クンに対してのあまりの過熱報道に、そして1日&3日の反動報道に、周囲も過激に反応している。
(私も煽った一員だったかしらん??)
18歳の彼が、周囲の騒音に神経を尖らせたり重圧に押し潰されないことを祈るのみである。
目標はあくまでもオリンピック。目の前の敵は相手チームのみだ。
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