日本2発!UAEに快勝/五輪最終予選(日刊スポーツ)
日本が、残り5分の粘り勝ちで貴重な勝ち点3を獲得した。U-23(23歳以下)日本代表は、アテネ五輪アジア最終予選UAEラウンド最終戦でUAEと対戦。疲労からピンチの連続だったが、後半40分、ゴール前のこぼれ球を途中出場のFW高松大樹(22=大分)が押し込んで先制。42分にはFW田中達也(21=浦和)が追加点を決めた。2-0勝利でUAEラウンドを逆転首位で折り返した日本は、3大会連続五輪出場へ大きく前進した。
既にココログでも語りつくされたかもしれないが、いやぁ昨夜は良かった。
バックスタンドは白装束と北朝鮮を連想するようなマスゲーム、コーランが流れる中での異様な雰囲気。
審判までもがマレーシアのイスラム教徒という、ここまでするか!?という位相手ホームの圧倒的優位な中でゲームは始まった。
中1日の連戦に慣れない気候や食事で体調を崩し、帰国を余儀なくされる選手もあれば、スタメンも半分が下痢状態だったという、まさに瀕死の状態で苦戦を強いられたのだが、蓋を開ければ終了前5分間の劇的2点ゴールの勝利。
UAEもかなり本気で臨んだ試合だった事は随所に現れていた。
執拗なまでの平山相太に対するマーク、陰の小競り合い。全くプレーさせてもらえなかったね。
前に出る選手には容赦なく身体タックル。審判は何故ファウルを取らない?
イエローカード、逆じゃないのぉーー?
そんな不信感が、選手の頭にも何度よぎったことだろう?
あからさまに不利な状況に追い込まれながらも、試合を放棄することなく耐えに耐えた若き五輪戦士達の驚くべき忍耐力・精神力の強さには、本当に頭が下がった。
初戦・第2戦と、回を重ねるごとに、その成長ぶりがはっきりと観てとれた彼ら。逞しくなって明日7日凱旋帰国だ。そして翌8日には日本ラウンド戦メンバー発表。14日の開始に備える。
その忙しい日程の間に、平山相太は1人、遅ればせながらの母校国見高校卒業証書授与式に臨むという。
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