サクラニク
桜肉が今注目を浴びている。
BSEで牛肉が、鳥インフルエンザで鶏肉が、そして豚コレラで豚肉がアブナイと言われるこの頃、安心して食べられる肉は桜肉だけかもしれない、というのでスーパーのショーケースの売り場面積も拡大している。
桜肉とは、馬肉のこと。桜色をしているのでさくら肉と言われる。
そもそも馬肉料理を食べるようになったのは、天下の武将加藤清正 が肥後の国の統治をした頃と言われており、 その頃に流行した「高熱を伴う病い」の治療薬として利用されていたとも言われ、今でも地方では馬肉を患部に 貼付て熱を冷ます等の民間療法も残っている。
古くは滋養強壮の食品として、今ではグルメや薬膳料理としての評価を高めている。
ヘルシーでカロリーは牛肉の半分。ビタミンA等は牛肉の20倍!ビタミンが豊富と言われる豚肉の3倍もある。また馬肉には牛肉の数倍のグリコーゲンが含まれているので、なんともいえない甘みを感じる。
馬肉は主にさくら鍋と呼ばれる鍋料理が有名だが、その他にも馬刺し、燻製などの人気が高い。
その鮮やかな色合い、柔らかな肉質は、刺身で戴くと何ともいえない幸せな気持ちになる♪
中でも私のイチオシは、タテガミ。
そう、本当に馬の首筋、長い髪をなびかせる、その根元らしい。
これをお刺身にして生姜醤油で戴くのは至福の気分(うっとり)。
馬肉は信州松本や九州熊本が有名だが、ぜひ本場でお試しください。
遠くて行けない方は、楽天さんで(笑)。
桜つながりで私が書くと、どうして食べ物の話ばかりになるんだろ??
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