一蘭参り
現在の会社に移って半年以上が過ぎた。
けれども用事のある時にしか行かないので、まだ数えるほどしか出社してなくて、いまだに馴染めず、用が済んだら逃げるようにその場を離れてしまう。
(ほんとは、こんな人見知りなのよ、うふっ。)
だから会社に行くのが億劫でたまらない。
ところが最近、会社に行く楽しみが1つできた。
会社は水道橋にある。
今日も巨人vs西武のオープン戦をやっていた…じゃなくて、東京ドームの隣にできたラクーアで一っ風呂浴びた…じゃなくて、ラクーアの中に一蘭を発見したのだ。
一蘭 …知る人ぞ知る博多ラーメンの名店である。
会員制のラーメン屋として始めたものの、一時は幻の味とまで言われたほど苦しい時代も経験したのだとか。
もっとも、私はラーメンにはあまりウルサクない。豚骨スープで縮れのない硬めの細麺なら満足ー♪な人間である。
しかしこのおかげで関東の縮れ麺系ラーメン屋では食べれない(笑)。
前に北九州に帰った時に連れて行ってもらった味が忘れられなくて、ますます関東のラーメンが食べられなくなっていたのだった。
極上の細麺、臭みのない豚骨が、バタ臭い博多ラーメンを上品に仕上げている。
ラーメンを語らせると人それぞれ薀蓄尽きることなく、皆自分の恋した味が1番だと譲らないと思われるので、これ以上は語らないけれども、この店の面白いのは、店に入ってから出るまでのシステムである。
1席1席板で仕切られ、目の前には紅い暖簾で仕切られ、店員さんの顔を見るのは、入口で席案内してくれる時だけなのだ。
なんだかラーメン屋といえば、名物大将の顔が見たいような気もするけど、初めて連れて行ってもらった時には、二人を仕切る板が邪魔でしょうがなかったが(笑)、そういった邪念を一切払いのけて、ラーメンに集中して食べてほしい、というのがこの店のポリシーなのだろう。
それはそれで、女一人で入っても気にならないし、替え玉も遠慮なくできる、という利点もある。
カウンター全員の客が食べ終わるまで後ろでじっと待たされ、また後ろに立たれて落ち着かない、といった某横浜家系よりは何倍もリラックスできるというもの。
九州男児のイメージからは想像もつかないほどの、個々の世界を、個々の味のこだわりを尊重したスタイルに、今ではすっかりはまっている。
(注文の仕方も変わっているけど、詳しくは上をクリックして頂くか、実際に行ってみてね。)
でもね、ラーメンが九州よりも100円高い(泣)。
それから半熟たまごって、50円じゃなかった??
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