プロポリス
プラハから4日間走ってくれたバスは、わずか4日目のベンツの新車。ドライバー君は25歳、でも見た目20歳位にしか見えないイケメンお兄ちゃん!
ということで、たとえ違う場所にバスを停めても、時間ギリギリにならないと来てくれなくても大目に見てました(笑)。
しかしこのベンツの新車、雨が降るとフロントウィンドウが曇る曇る! 1m先も霞んで見えなくなります。
怖いなんてモンじゃない! 私もハンカチで何度拭いた事か…。
車内は最新式(?)の温度調節式により、暖房と冷房が交互に入れ替わります。で、冷房の時は良いのですが、暖房の時にウィンドウが曇るわけなんです。
なので、少し位の冷房は我慢していました。
ところがその内に、ちょっと寒気が…
これが総ての始まりでした。
ウィーンからブダペストに向かう日辺りから、鼻水が出始めました。30度を超す位暑かった日本と比べて、天気の良い日は20度を超し、曇れば10度ほどにしかならない中欧では、着る物にとても苦労します。もちろん添乗員だって。
今日も雨が降ったり止んだり。せっかくのドナウ川の悠々とした景色も霞んで見えません(泣)。
そんな中で声も変わってきた感じ…
「ブダペストでは、今夜スティングのコンサートがある、しかも無料!」という情報が入りました。
しかも場所はホテル近くの英雄広場…
夕食を終えた後、これは行くしかない! と、身体は少しだるかったものの、こっそり出かけることにしました。
しかし、夕方から大渋滞を引き起こしていたスティングのコンサート、40万人を超す人が集結したらしい。そんな状態ですから、コンサートを楽しむどころかスティングの顔さえ見えるわけがない、ていうかスティングの顔自体よく知らない(^_^;)。モニターの端がわずかに見えただけ。ていうかスティングの曲もよく知らないんで、今聴いている曲が本当に彼なのかもわからない。
なので、わずか10分ほどで戻ってきたのでした。
さて、そんなおふざけをした罰が翌日にやってきました。
市内観光中より咳と鼻水が止まらない、次第に頭がぼうっとなってきた。あげくの果てに、突然の雷雨に傘を持たないお客様のために、濡れながらバスに傘を取りに行ったりしたものだから、寒気も加わってもうフラフラ。おまけに今夜は夕食の後ドナウ川クルーズ、というロングラン。
くさり橋の夜景に歓声を上げるお客様とは裏腹に、頭の中で遠景となって霞んでいく景色。なんとか終えて部屋に入った途端にもうバッタリでした。
実は風邪薬は持っていたものの、途中で切れてしまっていたのです。
藁をもすがる思いで、今日街中で買ったプロポリスを10滴ほど、水に垂らして飲んでみました。
水に交わった途端、乳化状の液体がふわっと、しかし重そうに拡がり、かなりの濃度であることがわかりました。
それを口に含んでも、別段飲み難いわけでもなく、かすかな甘さがほっとさせるような感じ。
しかしその1時間後、驚きました。
これまでだるかった身体がすうっと軽くなったのです。
すぐにでもベッドに入って休みたい気分だったのに、結局レポートなど溜まった仕事を片付け、気がついたら午前1時をまわっていました。
翌朝、お客様からも「声が戻ったね」と言われて、なんだかほっとすると共に、プロポリスの驚異的な効果にびっくりしました。
私自身、これまで毎朝プロポリスの錠剤を飲んでいたのですが、効果など殆ど期待することもなく、もっぱら健康維持のつもりでした。これまで仕事中に大病をすることも殆どなかったので、効いているとも思っていなかったのです。
まるでジャパネット・○カタの番組のようになってしまいましたが(笑)、風邪を引いたら1ヶ月もおつきあいしなくてはならない、その間の薬代も馬鹿にならない私的オススメ製品となりました。
ただし純度の高いプロポリスは、楽天で探しても数千円~1万円以上しますが、私が今回ブダペストで買ったのは、1瓶(30ml)600ft(約350円)です。
しまった…沢山買ってヤフオクに出すんだった…
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コメント
たいへんでしたねぇ。
旅先で病気をするのはメチャメチャ心細いことです。仕事を抱えてるとなるとなおさらです。ここんところ飛び回りでクタクタの身体にプロポリスがうまくブースターになったのかな。
でもそれって火事場のばか力(笑)的なもんだと思うんで、ゆっくり身体を休めてくださいな。
投稿: くっきも | 2004.06.09 22:06
くっきもさん、コメントありがとうございます(^_^)。
確かに火事場のばか力だったようで(笑)、昨日は家から一歩も外に出ないでじっとしてました。
でも、なかなか疲れが取れない歳頃になってきました(^_^;)。
明後日は「さくらんぼミステリーツアー」です。
添乗員でさえも、明日にならないと知らされない…
さあ、どこに行くのでしょう???
投稿: まりあ | 2004.06.10 21:40