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フィヨルド

残雪が所々に見られる山あいを、勢いよく雪解け水が噴き出すショールの滝。
登山電車はここで5分間停車し、写真を撮った乗客達は、ずぶ濡れになって戻ってくる。
今が一番水量の多い時期かもしれない。
あまりの水しぶきで、この辺りはいつも雨降り状態だ。
050706_18180001.jpghi330361.jpg

登山電車を、実は私たちは下っていた。
雪解けの激流が幾重にも分れて山の上から降り注いでいる。その勢いで岩が砕け散り、谷底が深く深くえぐれていく。その谷間と断崖の両方を眺めながら、電車はゆっくり降りていくのだ。激流は岩をくぐりぬけ、自然の橋を造った。そしてその上に村ができた。そんな自然の妙をも、この電車は楽しませてくれる。

ゆるやかに電車が下った先は、フラムという桟橋の街。
街といっても、電車の終着駅と桟橋と、山間にありがちなリゾートホテルだけの小さい街で、対岸にはすぐにまた断崖がそびえている。どうみても山間の湖畔リゾートなのだが、そこに巨大なクルーズ船が停泊しているのが、なんとも妙な光景だったので、思わず撮ってみた。
「コスタ・アトランティカ」と呼ばれる巨大クルーズ船は、おそらく大西洋を渡ってきたのだろう。その姿をみて初めて、ここは海の入口なのだ、ということを気づかせてくれる。

「く」の字に曲がった入り江の端から端まで、ネアロイ・フィヨルドの船旅を楽しむ。
標高1,300m程の山々の間、狭いところでは幅250m程しかないフィヨルドも、実は水深1,000mを超える所がある。氷河も見られる。
そんな不思議な空間だ。

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「旅と心と体」カテゴリの記事

コメント

ファンラジー映画に出てきそうな風景ですね。コスタ・アトランティカの登場もすごい。この船2500人くらい乗れるそうで、この町でみんな降りるだけでも大変そうですよね。すごいなぁ。

投稿: | 2005.07.14 07:35

惑さん、コメントありがとうございます。

コスタ・アトランティカ、早速調べて下さったんですね。
クルーズ船、今ヨーロッパの湾岸を多数就航していて、あちこちの観光地で民族大移動を見かけます。
いや、見かけるだけならいいのですが、かち合ったりすると悲惨(;_;)。

このときは、殆どそのまま登山電車に乗っていったようで、街は思ったほど溢れはしなかったようです(^_^)。

投稿: まりあ | 2005.07.14 17:59

まりあさんおかえりなさ〜い(^O^)/
今度はF1観戦でイギリスに行ったんじゃないか?とか色々考え過ぎてしまって(+_+)
安心しました(#^.^#)

投稿: がんvaleくま | 2005.07.15 00:06

がんvaleくまさん

F1観戦…なんて優雅な旅をしてみたいものです(^_^;)。
北欧でショッピング三昧(お客様が)、同行した私はかなり疲れました(;_;)。
今回はお客様の一人が顔を10針縫う怪我もしましたし…

投稿: まりあ | 2005.07.15 11:44

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