地球はメリー・ゴーランド

中山美穂さんが久々出演で話題のCM「茶来」（キリンビバレッジ）、仕事中にOn Airだったので、帰国後なかなか見る機会がなかった。
「ママになったミポリンはどんな風になったのかなぁ～」
とちょっとばかり気になってたのを、昨夜F-1放映後に偶然見ることができた。
「ああ、これか…」
と視線を合わせた途端に私の耳に飛び込んできたBGMは

地球はメリー・ゴーランド

作詞　山上路夫
作曲　日高富明

私の好きだったGAROの名曲中の名曲。
しかもこれは、私が中でも好きだったTOMMYがヴォーカルのオリジナル版。
このブログを長いこと読んで下さっている方はきっと、「何と気の多い…」と呆れているかもしれない。
でも、このTOMMYに関しては、かなり本気だった(*^_^*)。
中学の頃、友達が私のことを「TOMMY」と呼んでいた位だから。今でも私のことをそう呼ぶ友人はいる。

しかし、私が好きだったTOMMYは、もうこの世にはいない。

彼が自らの命を絶ってしまってから、もうすぐ20年になるのかな…
GAROはあまりに早く燃焼し、燃え尽きてしまった。

解散の背景は、音楽嗜好や性格の相違だけでなく、彼らの音楽性を否定する声まであり、存在そのものを潰されてしまった感は否めない。けれども、現在になってようやく、彼らのアコースティックな世界、ハーモニーのオリジナリティを改めて評価する声が多い。何より彼らを全く知らない若い世代に共感を得ている。
でも、もうGAROは再結成できない。まるでビートルズのように。

まだ持っていた楽譜本（定価280円だって！）を見てると、早すぎた彼の死が、なんともいえず悲しくなる。

追伸）NSPの天野滋さん…謹んでおくやみを申し上げます。
　　　失っていくものがどんどん多くなる…