今頃ダ・ヴィンチ・コード
読み始めて、わずか数ページではまった。
私にしては、こんなこと珍しい(笑)。翻訳ものは、そのまどろっこしい表現が嫌いでずっと避けていたにもかかわらず、この本はスイスイ読める。
越前敏弥氏の簡潔でわかり易い訳のおかげによるところが大きいけど、何より展開のスピーディさ、各々のページに込められた謎解きの数々、一つ一つ解決しながら進むRPGのような快感。
私にしては異例(笑)の2日間という速さで、上巻が終わった。
そして慌てて『中&下』巻を買いに走った。
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久々に何も予定の無かった今日、午後突然読みたい病が出て、自転車に乗ってカフェを探した。
こんな気持ちは初めてかもしれない。
家で読むといろんな事が気になって集中できないと思ったのだ。
それほど集中して読みたくなって、20分ほど走り回って目的にかないそうなカフェを探した。
幸いこの街では、今時のカフェではなくて静かに本を読ませてくれそうな『喫茶店』はまだ少し残っている。
ブルーマウンテンNo.5を注文して、ゆっくり本を読ませてもらった。
来週から半年ぶりのイタリア。
本書の内容を鵜呑みにするわけではないけれども、カトリックの世界を少し変わった角度からもう一度覗いてみたくなった。
それにしても…
ダ・ヴィンチの『受胎告知』が丁度ウフィッツィから日本に来てしまったことだけが、残念でたまらない。
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