強気のドバイ、悠久のカイロ
空港から真っ直ぐに伸びる広い道の両脇には、これでもかという勢いで建設を続ける摩天楼の数々。20年前にはただの砂漠に過ぎなかったこの地は、今や空前のバブルだ。
アラビア湾沿岸には、これまた世界有数のリゾートの仲間入りを果たしたジュメイラビーチ。海上には「世界一高いホテル」BURJ AL ARABが、まるで巨大なヨットの帆のように浮かび、波しぶきを模ったJUMEIRAH BEACH HOTELと対を成す。
海に浮かぶパームヤシ、そしてアラブが中心の世界地図が、間もなくアラブ湾に浮かぶ島となって現れる。
ドバイを構成する人口の8割は外国人。ビジネスチャンスを求めて世界中から熱い視線を送る。日本人も2,000人に増えたと言われる。
ここは既にアラブではないのかもしれない。
イースター休暇に街は浮き立ち、本来アラブの世界で1日5回行われる祈りの声も、ここでは殆ど聞こえない。
外貨が自由に使える反面、物価の高騰がすさまじい。
お客様の昨夜の夕食は50万円を超えた。
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