決勝戦

昨日と違って満員です。

昨日は大学サッカー選手権大会決勝戦。
一昨日が大学ラグビー決勝戦で、国立競技場では連日頂点の戦いが繰り広げられている。
しかし大学サッカーはどうしてこう人気が無い？？？

と思わせるほど、今日の高校サッカー決勝は物凄い観客を動員していた。
今朝午前８時にして、既に４～５０名が入場券を求めて並んでいる、というのをベッドの中で聞いて驚いていたのだが、実際はもっと凄かった。

キックオフ１時間半前に最寄の千駄ヶ谷駅に到着した時には、ホームから階段を下りて改札を抜けるまでに１０分以上かかった。
その列が大移動して、皆国立競技場へ向かっていく。
「当日券は完売しました。また小学生無料招待券の配布も終了しました。」
アナウンスが何度も流れる。

こんなに沢山の人が集まるサッカーの試合、ワールドカップ以来だ（私にとって）。
元々人ごみが好きでない私は、早速息苦しくなった。

しかし、今日は先輩のおかげでパスを頂き、悠々と♪
試合も間近で観ることができた。

試合は４－０で流経大柏が藤枝東を破り、優勝。
思わぬ差がついてしまい、内容的にはいま一つ盛り上がりに欠けた。

けれども表彰式、歓喜に沸く流経大柏の選手と対照的に、悔し涙で顔をくしゃくしゃにした藤枝東の選手達の表情を間近に見て、思わずもらい泣きしそうになった。

あんなに純粋な表情を見たのは、本当に久しぶりだったから。

今年の高校サッカーは、（現）地元の高校が突然出場を果たし、あれよあれよとベスト８まで進んだり、母校のOB会に参加して○十年ぶりに再会した先輩後輩がいたり、そして一緒に準決勝～決勝を観戦したり、そして今日は一番会いたかった先輩と○十年ぶりに言葉を交わせたり。（テレビではいつも拝見していたのだけど、あまりにお忙しい方なので、近寄ることさえできなかった。）
私にとって、本当にいろいろな思い出を甦らせてくれたり、またこれからの自分にきっと何かを与えてくれそうな、そんな予感をくれた、何か特別な思い出となった。

えっ？高校サッカーと関係ないだろ！って？
まあ、そうだけど…(^_^;)。